癒しのクラシックピアノ曲
5つの効果とおすすめ曲〜5選

癒しのクラシックピアノ曲と一言でいっても、その雰囲気はいろいろ。

クラシックピアノ曲の魅力は、そんな毎日の気分にあわせて選べるバラエティーに富んだ曲調です。

効果別におすすめの癒しのクラシックピアノ曲を紹介します。

癒し効果その1:イライラが穏やかに

おすすめ曲:ピアノソナタ1(シルヴェストロフ) 保育園・幼稚園などで、先生が穏やかなピアノの曲を弾き始めると、それまで騒いでた子供達が、急に静かになるということがよくあります。

そう、これはピアノが持つ人々の気持ちを穏やかにする効果。
そのためのおすすめ曲はウクライナの作曲家シルヴェストロフのものをセレクトしました。

1937年生まれの彼は現在でも健在です。ちなみにFacebookもお持ちです。

美しさを追求した静かで控えめな彼のピアノ曲は、聴く人の心に安らぎを与えます イライラして何も手につかない、というときに騙されたと思って聴いてみて下さい。

自分のイライラが、ちっぽけなものに思える、深遠な作品です。

癒し効果その2:緊張がリラックスに

おすすめ曲:休暇の日々から 第1集2番「お祖母様が撫でてくれる」(セヴラック)

明日は大切な試験があるなど、緊張した夜にはクラシックのピアノ曲を聴いてリラックスしましょう。

作曲者のセヴラックは名家の出ですが、その作風は素朴で気さく、親しみやすさが特徴です。

しかしそこはかとなく漂う上品さはやはり血筋でしょうか。

おすすめとしてセレクトしたこの曲は、美しく懐かしい雰囲気で、繰り返される各フレーズの終わりの部分が、おばあさんの優しい手に撫でられているような、安心感をもたらしています。

癒し効果その3:ブルーな気持ちが明るく

おすすめ曲:パルティータ第4番の1「ウーヴェルテュール」(バッハ) ピアノ曲は、静かに落ち着きたいときだけのものではありません。
暗い気持ちをパッと明るくさせる曲としてセレクトしたのはバッハの作品です。

優雅で壮大なこの作品は、叙情も感じさせる明るい喜びの音楽。
バッハの音楽によくある重い荘厳さは影をひそめ、気軽に聴ける軽い楽曲です。

スピード感のある音の連なりに耳を傾けていると、楽しげで歌いだしたくなるような気分になりますよ。

癒しの効果その4:日常から非日常へ

おすすめ曲:スペイン舞曲集・第2番「オリエンタル」(グラナードス)

ありきたりの日常にちょっと疲れ、旅行にでも行ってみたいという時はありませんか?

旅行は今すぐにというとちょっと難しいですが、ピアノ曲で非日常を体験するなら簡単です。

セレクトした曲は、スペインの作曲家グラナードス作。哀愁を帯びた異国情緒たっぷりの作品。

ちなみにスペイン人のグラナードスにとってのオリエンタルはイスラム帝国、そのためアラビア風の曲調となっています。

現実世界のことは一時忘れて、夢見心地なってみたい日におすすめの一曲です。

お疲れモードから元気に

おすすめ曲:亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)
何となくやる気がでなくて…とお疲れモードの日、何かリフレッシュして元気を出したいですよね。

そんなときには音楽がビタミン剤となってくれます。おすすめの楽曲はドビュッシーの前奏曲集第1巻の第8番。

同名の詩にインスピレーションを感じ作られたといわれています。可愛らしく明るい楽曲を聴いていると、亜麻色の髪の乙女の後ろ姿が目に浮かぶようですね。

きらきらと輝く小春日和の太陽の様な雰囲気をもつ作品です。

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