新生活は緊張ばかり!ストレスをやわらげる習慣とお部屋づくり

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進学や就職、転勤などにより新生活を始める方も多い春。
新しい生活に期待が膨らみ、待ち遠しい一方で、新しい環境はストレスを感じやすくなります。
せっかく始まった新生活もストレスによって体調を崩してしまっては楽しい生活を送れませんよね。

そこで今回はストレスをやわらげる習慣や、お部屋づくりのヒントをご紹介します。

新生活にはストレス要因がたくさん


ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことをいいます。外部からの刺激にはいくつか種類があり、天気や周囲の騒音などの環境的な要因や病気や睡眠不足などの身体的な要因、不安や悲しみなどの心理的な要因、そして「人間関係がうまくいかない」「仕事が忙しい」といった社会的な要因があります。

ストレスと聞くと、ネガティブな物事が原因で起こるものとイメージしてしまいがちですが、実は日常のあらゆる変化がストレスの原因となります。つまり、変化の多い新生活にはストレスの要因がたくさんあるのです。

自分のストレスサインを知ろう


慢性的にストレスを感じていると、心身に悪影響をおよぼし健康が損なわれてしまいます。ストレスは心臓病やうつ、高血圧などのリスクを高め、さまざまな病気を引き起こすことがあります。特に思いやりのある人や責任感の強い人などは、自分のストレス状態に気付かず、知らない間にストレスを溜め込みやすいタイプと言えるでしょう。

心に表れるストレスのサインには、例えば「イライラしやすくなり怒りっぽくなる」、「急に泣き出してしまう」、「人付き合いが面倒に感じる」などがあります。一方で、体のさまざまな場所で痛みがあったり、寝つきが悪くなったり、食欲がなくなったり、逆に食べすぎてしまったりする場合もストレスを溜め込んでしまっているおそれがあります。

ストレスと上手く付き合っていくために重要なのが、自分のストレスサインを知っておくこと。疲れた時に取る行動や、不快な気持ちになった原因などに注意することで自分のストレス状態に気付き、適切なタイミングで休憩を取れるようになります。

ストレスをやわらげる習慣・お部屋作り


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ストレスのサインを知っておくことに加えて、ストレスをやわらげる環境作りも大事です。環境作りといっても、職場や人間関係をすぐに変えることは難しいので、習慣や自分のお部屋でストレスを緩和する工夫をしてみましょう。ストレスをやわらげる習慣やお部屋づくりのヒントとしては以下のようなものがあります。

深呼吸をする


深呼吸をすることで筋肉が緩み、体がほぐれます。深呼吸をする時は、まずお腹がふくらむように鼻から息を吸い込み、お腹がへこむように口から息を吐きましょう。これを数回行うことで、体の緊張がほぐれていきます。深呼吸はどこでもできる習慣なので、お部屋だけでなく通勤中やオフィスでも実践できる簡単な方法です。

部屋に植物を置く


お部屋に植物を置くことで安らぎを得られることがあります。例えばサボテンを管理することで愛着を持ち、安らぎを感じるようにもなります。また、花の香りは悲しみや怒りを低下させ、リラックス感を高めることが分かっています。お部屋を彩る植物を取り入れることで、毎日の気分もほんのり良くなることでしょう。

部屋に緑色や青色のものを取り入れる


色が心理状態に作用することはよく知られています。その中でも緑や青はリラックス効果があると言われています。緑色は神経系統の鎮静作用や緊張緩和に役立つと言われ、青色は精神を沈静化させ、安定させる効果があると言われています。家具やカーペット、小物などに緑や青のものを取り入れて、リラックスできるお部屋を作っていきましょう。

音楽を聞く


ある研究では、高揚するような音楽を聴いたあとには、ふさぎ込んだ気分や不安、倦怠感などが低下したといいます。また音楽の種類によっては、集中力やリラックス感が上昇したという結果もあります。

特に小鳥の鳴き声や小川のせせらぎなどの自然音は「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンという成分の分泌をうながし、リラックス効果があると言われています。例えば、自然音をベースに作られた株式会社デラから発売されている、「脳ストレス解消」を聞くことで安らぎを感じ、ストレスをやわらげることでできます。

また、通勤時は「働く人の通勤音楽~ストレス緩和」を聞くことで、爽やかな通勤時間を過ごせるでしょう。音楽を聞くことは、お部屋だけでなく通勤中でもできますので、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

ストレスの少ない新生活を送ろう!


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新生活は環境が大きく変わり、ストレスを感じることも多くなるかもしれません。ストレスを緩和する習慣やお部屋づくりを心がけて、健康的で活発な新生活を送りましょう。