緊張、不安…新生活のストレスに。心を軽くする“お守りアロマ”
春は出会いと別れの季節。新しいことがスタートするタイミングです。
仕方なく経験する人もいれば、自ら新しい世界にチャレンジする人もいると思います。
こうした「大きな変化」はたとえ良い変化であっても、感じ方によってはストレスになります。
不安や緊張といった心のストレスが続くと、身体も疲弊し、ますます気分が落ち込む要因となり得ます。
自分だけでなく、周囲にも影響を及ぼし、人間関係のぎくしゃくにさえ発展することもあるため、こまめに心のメンテナンスを心がけたいものです。おすすめはもちろん「香り」を使うことです。
心の状態に香りが効果的なワケ
嗅覚からの香りの情報は大脳に連絡が行きます。
嗅覚に限らず、人間の五感はすべて脳で処理されますが、特に香りの場合は、大脳辺縁系という領域に「素早く」伝達される点が特徴です。
ここは本能(食欲や性欲など)、快・不快、怒りなどの情動に関わる部分です。
視覚や聴覚などの感覚の信号よりも、嗅覚の信号は早く大脳辺縁系に伝達されるため、見たり、聞いたりするよりも、においを嗅ぐ方がよりスピーディーに感情に働くのです。
なので、気分がすぐれず、不安にさいなまれたときは、映像や音楽はもちろん、ぜひ香りも使ってみてくださいね!
なんとなく気分が和らぎ、ホッとできます。リラックスした状態は、身体面にもいい影響を与えます。
おすすめの香りはオレンジ&レモン
公益社団法人日本アロマ環境協会によると、眠りが浅い高齢者を対象にした実験では、就寝前にオレンジ・スィートのエッセンシャルオイルの香りを嗅いで眠ると、就寝前の副交感神経が優位に増加し、リラックスできたというデータがあります。
不安が多いと、眠れないことが多くなりますが、そんな悩みにはオレンジ・スィートがおすすめです。
高齢者を対象とした実験結果ですが、他の年齢層でも期待できます。
またレモンのエッセンシャルオイルの香りは、古くから集中力を高めると言われます。
不安や緊張があると、日中でも、集中力が散漫になることも多いですね。
そわそわするときは、レモンの香りを使ってみましょう。
柑橘の香りで深呼吸!手作りシトラスのコロン
昼間はレモン、眠る前にはオレンジ・スィートといった感じで、アロマライトに落としたり、コットンに1滴落として枕元やパソコン脇に置いて香りを広げます。
余裕があるときは、手作りでシトラスのコロンを作ってみましょう!
柑橘類のさわやかな香りは、春の雰囲気にもよくマッチします。
化粧ポーチに入れて携帯すれば、外出先や仕事の合間のリフレッシュにも活用できます。
目を閉じて、香りを深く吸い込んでくださいね!
<材料>
- レモンとスィート・オレンジのエッセンシャルオイル 各1滴
(1種類でも構いませんが2種類の方が香りはいいです)
- 無水エタノール5ml
- 精製水1ml(入れなくても大丈夫です)
<作り方>
1.ガラス容器に無水エタノールを入れます。
2.そこにエッセンシャルオイルを1滴ずつ入れます。
3.ガラス棒(なければ竹串などでもOKですが使用後は捨ててください)でよく混ぜれば完成です。
精製水を入れる場合は最後に加えてよく混ぜます。
<使い方>
- 普通のコロンのように使えます。肌につける場合は紫外線の当たらない狭い範囲につけてください。
- 精製水は無水エタノールのアルコール臭が気になる方は入れます。
- 今回は少量で作りましたが、気に入れば各材料を倍量で作ってもOKです。
注意点
- 特にオレンジ・スィートのエッセンシャルオイルは濃い色がついています。衣類などには色がつくことがあります。
- コロンをつけた部分に紫外線が当たると、赤くなったり、色素沈着などの反応が出ることがあります。
- 肌に合わない場合は使用を中止し、肌につけない方法で香りを楽しんでください。