【もうすぐ母の日!】
母に贈るカーネーションの意味は?最新人気ギフトも
もうすぐ「母の日」。お母さんの日頃の苦労をいたわり、感謝を表す日とされています。
毎年5月の第2日曜日に定められ、今年は5月12日の日曜日です。普段はなかなか改まって「ありがとう」と伝える機会が無いという方も、この日にお花やとっておきのギフトを贈って、仕事や子育て、家事にがんばるお母さんを喜ばせてあげたいですよね。
今回は、母の日の起源やカーネーションを贈る理由、最新のおススメ人気ギフトもご紹介します。
母の日が生まれたきっかけは?
では、そんな「母の日」が生まれたきっかけはどんなことだったのでしょうか?
起源には諸説あると言われています。最も知られているのは、約100年前にアメリカで、アンナ・ジャービスという女性が母を追悼したのが始まりという説です。
彼女は1908年の5月10日、フィラデルフィアの教会で追悼式を行い、母の好きだった白いカーネーションを配布しました。
その出来事をきっかけに、1910年、ウエストヴァージニア州の知事が5月の第2日曜日を「母の日」にすると宣言。それがやがてアメリカ全土に広がっていき、1914年に正式に制定されたそうです。。
日本で母の日が始まったのはいつ?
日本でもアメリカに習って「母の日」の習慣が取り入れられていきます。初めて母の日のイベントが行われたのは明治末期ごろ。
1915年(大正4年)には、教会でお祝いの行事が開催されるようになり、それが徐々に民間の人々にも広まっていったようです。
世界各地で定められる母の日はさまざま
世界的には起源が異なり、その日付も違っています。スペインでは、5月の第1日曜日が母の日とされています。また、スウェーデンでは5月の最後の日曜日が母の日に制定されています。
カーネーションを贈ることにはどんな意味がある?
母の日のギフトとして1番人気があるのはカーネーションです。
母の日の起源となったアンナ・ジャービスの母の追悼式で、白いカーネーションを配ったことが元で、母の日を象徴する花となり、母親が健在なら赤いカーネーションを、亡くなっている時には白いカーネーションを贈る習慣が生まれました。
カーネーションの本数に意味はある?
バラの花には本数ごとに意味があるとされていますが、カーネーションには本数ごとの意味はありません。
1本でも100本でもお母さんが喜んでくれるならOKなんです。花束でも、鉢植えでもお母さんの好みのものをセレクトしたいですね。
最近では、長くキレイな状態で楽しめる「ハーバリウム」や「プリザーブドフラワー」も人気を集めています。
カーネーションの色に意味はある?
様々な色があるカーネーションですが、それぞれに花言葉があります。その意味を知った上で、セレクトするのも楽しいですね。
- 赤・・・母の日ギフトの定番色。花言葉は「母への愛」「真実の愛」など。
- ピンク・・・花言葉は「感謝」「気品」「温かい心」など。
- オレンジ・・・花言葉は「熱烈な愛」「純粋な愛」など。どちらかというと恋人への愛を表す意味になります。
- 黄色・・・花言葉は「軽蔑」「嫉妬」など。母の日の贈り物には避けた方が無難かもしれません。
- 白・・・花言葉は「わたしの愛情は生きている」「尊敬」など。亡くなった母をしのんで贈る色とされているので、ご健在のお母さんに贈るのは失礼にあたります。
最新!母の日のおススメ人気ギフトは?
日頃の感謝を伝えるために、やはり欠かせないのはプレゼント。シンプルにカーネーションだけでも気持ちは伝わりますが、最近はお花とアイテムを組み合わせたものが人気です。
甘い物好きなお母さんには、とっておきスイーツ
一番人気は、カーネーションとスイーツを組み合わせたもの。メッセージ入りのカステラやどら焼き、バームクーヘンやシフォンケーキなど、和菓子から洋菓子まで多彩なラインナップが揃っています。
特別感のあるもの、好みのものをセレクトしてプレゼントすると喜ばれそうですね。
オシャレなお母さんには、小物をセレクト
中には甘い物が苦手…というお母さんもいるかもしれません。
そんな時には、オシャレなハンカチやストール、ポーチなどの小物をカーネーションと組み合わせてプレゼントするのもおススメです。
事前に色などの好みをリサーチすると、さらに喜んでもらえそうです。
疲れ気味のお母さんには、音楽や香りの贈り物
仕事や家事、子育てや孫の世話などで、いつもお疲れ気味だというお母さんには、カーネーションにリラックスできる音楽のCDを添えてあげるのもいいですね。
例えば<こころが穏やかになる「静かなおんがく」>などがおススメです。
ピアノやエレクトリック・ピアノによるシンプルなメロディーが脳をONからOFF 状態に切り替えてくれ、心を鎮めてくれます。音楽に癒されることで、ストレスを少しでも減らしてもらいましょう。
夜なかなか眠れない、というお母さんには、安眠効果のある香りのオイル、アロマオイル (ラベンダーハーブ)なども喜ばれそうです。
自分らしく母への感謝を伝えよう
アメリカの習慣が日本へと伝わった「母の日」ですが、大切なのは母へ感謝の気持ちを自分なりに伝えること。意味にこだわりすぎず、プレゼントしたいものを贈るのが一番いいのかもしれません。
普段離れて暮らしていて、なかなか顔を見せられていないという方は、お母さんに会いに行くだけでも最高のプレゼントになるかもしれませんよ。
それぞれのやり方で、お母さんに日頃の気持ちを伝えたいですね。