赤ちゃんはどうして夜泣きするの?夜泣きがおさまる日はくるの?



赤ちゃんの活動量が増える頃から、突如として始まる夜泣き。

なんでそんなに泣くのかわからないし、毎晩夜中に叩き起こされるから体が休まらないし、正直つらい…。そんなママやパパもいらっしゃるでしょう。

なぜ泣くの?いつになったら夜泣きしなくなるの?悩ましい夜泣きのメカニズムを、赤ちゃんの発達に詳しい小西先生が解説します。

少し気持ちがらくになるかもしれません。

赤ちゃんの夜泣きは、発達の節目です

活発に遊ぶようになった赤ちゃんに、夜泣きがはじまり、しばらく続くことがあります。
熟睡を妨げられるママとパパにとってはつらいことですが、赤ちゃんにとっては育っていく道筋におこすこと。嘆くことではありません。



不思議なことに歩けるようになり、おしゃべりができるようになると、夜泣きはなくなります。「動きたいのに、思うように動けない」「伝えたいのに、思うように伝わらない」など、もう少しで何かができるようになる前の段階でおこすことが多いのです。

眠りが浅くて泣くことも

発達の節目にはイライラしたり、怒ったり、噛みついたり、親を困らせることがおこります。思うようにならないことを、ストレスに感じているのかもしれません。そのために眠りが浅くなり、夜泣きにつながることもあります。

やりたいのに思うようにならない気持ちを汲みとり、「もうすぐできるようになるよ」と、励ます気持ちでお付き合いできるといいですね。

また、この時期は昼と夜の区別がはっきりしてきます。夜間の授乳はなるべくひかえて、ぐっすり眠れるようにしましょう。