【癒ログ】〜ヒーリング音楽とは?
〜癒やされる音楽のしくみ
忙しい毎日は色々なストレスで一杯。
疲れたときには、音楽を聴いてリフレッシュ。
お気に入りの音楽もいいけれど、癒し効果の高いヒーリング音楽を聴いてみませんか?
ヒーリング音楽の特徴とは何か?
そしてその効果とは?これを読めば癒しのヒーリング音楽がばっちりわかる!
ヒーリング音楽の特徴とは?
私たち人間は、まだ音楽が生まれる前から鳥のさえずりや、水のせせらぎなど自然の音に癒されてきました。 この自然の音は万国共通。
ヒーリング音楽の特徴の一つも、同様に世界中誰が聴いてもリラックスを感じるという普遍性にあります。
例えばクラシック音楽ファンの人がヘビーメタルを聴いたり、 ロック好きの人が雅楽を聴いたりしても心地よいとは思わないでしょう。
しかしヒーリング音楽は、聴く人の誰をも心安らぐ気持ちに導いてくれます。 マヨネーズの味は人によって好き嫌いがあるでしょう。
しかし砂糖をなめれば誰もが「甘い」と本能的に感じるような、 ヒーリングミュージックには人間の深い感情に訴えかけるものがあります。
音楽の三大要素からみるヒーリング音楽
ヒーリングミュージックと聞くと、穏やかで落ち着いた音楽という漠然としたイメージが思い浮かぶと思います。
音楽の三大要素からヒーリング音楽の特徴をさらに具体的に紹介しましょう。 音楽の三大要素とは、旋律(メロディー)、和音(ハーモニー)それに拍子(リズム)です。
学校で習ったことがあるという方もいらっしゃるでしょう。 まずヒーリング音楽のメロディーは美しくそしてシンプルなものが多いです。 和音もあまり複雑なものは使っていません。
リズムがあまり強調されずゆっくりとしたテンポが特徴的です。 また同じメロディーやリズムの繰り返しも癒しをもたらします。
これは繰り返される鳥の鳴き声や波の音聞くと安らぐのと同じですね。
具体的にどんな音楽がヒーリング音楽?
ヒーリング音楽の中には、色々な音楽が含まれます。 代表的なものを紹介しましょう。
イージーリスニング:気軽に聞くことができるポップス音楽。
公共機関、ショップや飲食店などでBGMとしてよく利用されオーケストラで演奏される場合が多い。 軽音楽とも呼ばれる。
ニューエイジ・ミュージック:クラシックやジャズ、ポップス、 民族音楽など様々な音楽をミックスさせた新しい形の音楽。 美しいメロディーを持つ。
代表的ミュージシャンはジョージ・ウインストン、喜多郎など。
アンビエント・ミュージック:聴き手に向かってくるのではなく、環境のように包み込む音楽。 静かな雰囲気が特徴。
ヒーリング音楽はどんな効果があるの?
癒しをもたらすヒーリング音楽の効果は、心身のリラックス以外にも多種に渡っています。 まずあげられるのが、鎮静作用です。
多くの医療機関でヒーリング音楽を利用することによって麻酔の量を減らすことができています。
また学校で、ヒーリング音楽を流すことによって、 生徒たちが落ち着き集中力も向上し学校生活が安定したという例も報告されています。
ヒーリング音楽によってこのような効果が生まれるのは、脳に作用しているから。
ヒーリング音楽によって、脳のストレスホルモンが減少し、リラックスすることができるのです。
こんなところで使われているヒーリング音楽
先に紹介した医療機関や学校以外にも、様々なところでヒーリング音楽がBGMとして使われています。
滞在型リゾートホテル、ヘアサロン、スパやエステサロンなど、リラックス空間を提供するところでは、
ヒーリング音楽はBGMには欠かせないものとなっています。
またヨガサロンや、ピラテス教室などリラックスしながら運動を楽しむ場合のBGMにも。
最近では、高齢者介護施設でもBGMに積極的にヒーリング音楽を導入するところが増えています。
日々の生活のこんなシーンでヒーリング音楽
世の中ではこんなに癒しのBGMとして使われているヒーリング音楽。
わたしたちも毎日の生活に取り入れないともったいない!
例えば家族みんながお腹がすいている食事前に、朝の通勤ラッシュの車内で、
夜に外の音が気になる時に、などイライラしそうだなと思ったらヒーリング音楽をスタート!
すっと気持ちが安らかになりますよ。