不安や緊張を緩和して、
心が軽くなるセラピーCD「不安解消」


不安解消 監修:監修:髙林健示(クボタ心理福祉研究所 所長・グループサイコセラピスト)髙橋為生(HSP研究所 所長・医学博士)

こころの奥底で、モヤモヤとしている不安はありませんか?
不安があると、こころにも、そして身体にも影響をおよぼします。
長い期間不安が続くと、生活が乱れ、落ち込みが続くなど心身に変調をきたしてしまいます。
不安はやっかいなもの。
すぐにでも解消したい。誰もがそう思うことでしょう。

解消の方法は、まず不安の正体を探し、取り除くこと。
でも正体がわかっていても、解決できない不安もあります。
自分の力ではどうにもしようのない問題が生じた時に有効なのが、“不安には支配されていない気持ち(感情)”を動かしてみることです。
音楽を聴き、暖かで包まれるような気持ちに浸ったり、爽やかな野山の景色を思い起こすなど、聴覚をフルに刺激してこころの切り替えをしてみてはいかがでしょうか。

このCDは、「不安解消」をテーマに作られています。
ゆったりした椅子に座り、ぜひ最後までじっくり聞いてみてください。不安で硬くなってしまったこころが、ほぐされていくことでしょう。


早稲田大学文学部卒。
中部総合精神保健福祉センター、都立梅ヶ丘病院、都立松沢病院、日本赤十字看護大学学生相談室、聖路加国際病院附属クリニック・予防医療センター、東海大学医学部付属八王子病院健康管理センターに勤務。
現在は、東京集団精神療法研究所、川越同仁会病院、㈱HSP研究所役員、東京国際大学大学院講師。
日本集団精神療法学会常任理事。全国保健・医療・福祉心理職能協会事務局長。
個人と集団からクライエントにかかわってきた臨床経験を元に、「こころと身体の健康」における支援システムを開発し、災害メンタルヘルス、予防医療に取りくんでいる。

東海大学工学部卒。
東海大学医学部医学情報部コンピュータ室、同付属病院健診センター、聖路加国際病院
病院情報システム室、同附属クリニック・予防医療センター、同医療情報センター医療情報解析室、東邦大学医学部病院管理学研究員、東海大学医学部基盤診療学系健康管理学、同付属八王子病院健康管理センターに勤務。
現在は、三井物産㈱・沖健康クリニック医療情報システムアドバイザー。
日本総合健診医学会審議員、日本人間ドック学会社員。
健診システムの構築と結果データを解析する中で、「こころと身体」が相互に関係していることを学び、心身相関をベースとした健康予防システムやセルフ・ケア支援システムの構築を新たな研究テーマとし、人に役立つ予防医療の発展を目指している。

不安解消について

不安や過度な心配にとらわれていると、次から次へと考えを巡らせてしまい、解決策が見つからずにますます焦燥感が募っていくことがあります。
つい他人と自分を比べて自信をなくし、本来の「自分らしさ」を見失ってしまうことも。そんな時はまず、ひと息ついて気持ちを落ち着け、冷静に今の自分の考えを判断できるようにすることが必要です。

そこで本CDでは、不安から来る“焦り”や“落ち込み”を緩和し、深呼吸を促して心身のリラックスへ誘う楽曲を制作しました。
本CDの特徴は、ミュージック・セラピー(7ページ枠内を参照)の考えをもとに、サウンド構成に工夫が施されている点です。
不安や落ち込みなど、心がネガティブな感情に支配された時に1曲目から順に聴いていただくと、特に効果的です。
深呼吸が促され、穏やかなメロディーやテンポ、爽やかな自然音の効果により、感情もポジティブに移行していきます。
曲が進むごとに温かく包まれるような心強さや安心を感じ、不安が和らいでいくのを感じるでしょう。


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あなたのふあんはどんな「不安」ですか?

不安解消について

まずは自分を「不安」にさせている“原因”を知ること。
焦らず、今の「不安」を認め、向き合うことでおのずと次の行動が見えてきます。

「案ずるより、産むが易し」の精神で、とにかく一歩、踏み出しましょう。
思考や行動パターンを意識的に変えることで気持ちを切り替えられ、不安の克服に近づきます。

日常生活の中で簡単に実践できる、不安を軽減する処方箋。
いつもの行動にプラスするだけで、心身がリラックスでき、体調も整います。

楽曲解説

1ひとひらの雲
ちょっぴり頼りなく、はかなげにふわふわと漂っている、ひとひらの雲…。時が流れると、その存在もどこかへ消えてなくなってしまいます。
今の鬱々とした気持ちを洗い流してくれるかのような、神秘的で別空間に誘う曲です。

2大空に舞うように
大空を滑空するように風にのり、力を抜いて頭をからっぽにして、心を解き放ちましょう。
胸の中が不安でざわめいたら、胸いっぱい空気を吸い、吐いてみて。
負の感情がリセットされて、いつの間にか勇気が出てくるでしょう?


3つつまれて
たくさんの人と関わって生きているあなた。
でも周りは敵じゃない、一人じゃないよ。見えない力、やさしさ、愛につつまれている。
だから心配しないで…大丈夫だよ。
胎内の羊水にゆらめきながら、守られているような感覚を表現した曲です。


4おひさまとそよ風
不安やストレスに押しつぶされそうになったら、おひさまに会いに行きましょう。
ポカポカと陽の光を浴びて、鳥の声を聞く…、何も考えなくていいから。可愛らしく楽しげなメロディーにのって、“お散歩”に出かけたくなる曲です。

5あるがままに
シンプルなギターとピアノによる、素朴で懐かしさの感じられる曲です。人はそんなに強くない、弱くて不安な生きもの。
時にはクヨクヨして泣いてもいいのです。
今の自分を見つめ、穏やかな気持ちで、あるがままを受け入れましょう。


6今日をたたえる讃歌
今日起きたこと、辛かったこと、悲しかったこと、失敗したこと、成功したこと。
たとえ今日がどんな一日であったとしても、頑張った自分をもっともっと褒めてあげましょう。
お疲れさま、よくやったね、ワタシ。


7Smile
「楽しいから笑顔」ではなくて、「笑顔になると楽しくなる」。そう、うまく行かない日があっても、どんなに辛い日があっても“笑顔”を忘れないでいれば、素晴らしい明日がやってくるはず。頑張るあなたの背中をそっと押してくれるような曲です。

ミュージック・セラピーの基本的な考え方のひとつに、「同質の原理」があります。
これは、その時の自分の気持ちに合わせた音楽を聴くことで共感を促し、心の回復を高める効果を期待するものです。
悲しい時、不安や落ち込みを感じる時には、穏やかで少々物憂げな雰囲気の曲が合っています。
最初に聴く曲のメロディーに自分の気持ちを寄り添わせ、心に秘めていたものを吐き出してしまいましょう。
次の曲からは徐々に段階を経ながら、自分の目的に応じた曲を聴いていきます。
このように、普段の生活にもミュージック・セラピーを取り入れていくと、心と身体の安定につながります。

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監修:髙林健示(クボタ心理福祉研究所 所長・グループサイコセラピスト)
髙橋為生(HSP研究所 所長・医学博士)

音楽:広橋真紀子

CDの効果的な活用法と諸注意 より一層効果を高めるために、お聴きいただく前にお読みください。

このCDは、心身のリラクセーションを促し、不安感をしずめ、徐々に前向きな気持ちへ誘導するサポートツールとして制作されています。
CDのはじめから聴くことにより、一段とその効果を得ることができます。

自律神経の乱れを感じた時、緊張や不安感、焦燥感などが募る時、眠る前のリラックス・タイムなどに、「さあ聴くぞ」と特別に身構えることなく力を抜いてお聴きください。

このCDは、うつや重度の不安障害などの治療のためのものではございません。
現在通院中、または治療中の方がご使用になる場合は、必ずかかりつけの専門医、精神科や心療内科等へご相談の上、ご使用ください。

精神の鎮静効果・不安緩和・ストレス解消に適切な内容で調査のうえ制作しておりますが、万一気分がすぐれない場合がございましたら無理に続けず、いったんご使用をおやめください。
再度日を改めて、体調がよろしい時にお聴きください。

このCDの効果の程度には、個人差があります。

イヤフォン等を使用して音楽を聴く場合は、車や自転車などにご注意ください。

SELF RECOVERY

「セルフ・リカバリー・シリーズ」は、“聴く”だけのヒーリング・サウンドではありません。
もっとポジティブに心と身体をRecovery(回復)するためのトレーニング・メソッドです。
音楽に合わせて体を動かしたり、気持ちを落ち着けたり、あらたな発見や目標を自分自身に取り入れたり。
今の想いや感情をしっかり受けとめたら、幸せに向かう第一歩がはじまります。

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