酷暑はアロマで快適に乗り切る

夏アロマのススメ

照りつける太陽、きらきら光る海!
夏は楽しく、元気な季節ですが、同時に暑さで、ぐったり疲れることも多いもの。
加えて湿度も高いとやる気も低下します。
そんな環境では「におい」を強く感じやすくなります。
対策として市販の制汗剤や消臭剤もいいですが、ナチュラルな香りを活用すれば色々ないいことがあります!


くさい&疲れやすい夏こそナチュラルな香りがいい

・良いワケ1(ナチュラルゆえのはかない香り)
「におい」に「におい」をプラスするのって大丈夫かなと思われる方もいるかも。
でも、ナチュラルな香りなら、他のにおいと混ざっても不快感がありません。
なぜなら100%天然の香りは「消えやすい」から。
揮発性が高く、言い換えれば、弱い香り。
インパクトはあるのですが、香りが残り過ぎません。
そのため香りに酔う(気分が悪くなる)こともありません。

・良いワケ2(アロマには効能が期待できる)
私がおすすめするのは、アロマテラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)です。
エッセンシャルオイルは100%植物由来の芳香油。
そのため「作用」があります。たとえば抗菌、殺菌、消毒といった力があるということ。
つまりニオイをマスキングするだけでなく、根本からにおいの原因となるものを、殺したり(殺菌)、増やさない(抗菌)ことが期待できます。
鼻で感じるにおいに変化が起きるだけではなく、清潔な環境を作り出すことによって、嫌なにおいを消してくれるわけ。
また種類によっては疲労回復や、神経を鎮静させる作用も期待でき、疲れやすい夏の心身を癒してくれます。
今回は5つの夏アロマ活用法をご紹介します。
実践してさわやかに夏を過ごしてください。

夏を涼しく過ごすアロマの使い方

●眠るときに涼しくなる香り
その日の疲れはその日のうちに回復させたいものですね。
そのために重要なのは睡眠。冷房を適温にして快適な空間を用意したらそこに香りをプラス。
さらに涼感を増し、結果的に身体を冷やし過ぎません。
ベッドサイドにエッセンシャルオイルを1~2滴落としたコットンを置いてやすみます。
香りは眠っている間も嗅覚から脳へ刺激を送ります。

おすすめのエッセンシャルオイル:
・自律神経の調子を整えるラベンダー
・神経を鎮静させるプチグレン
・呼吸を深くするヒノキ

●バスルームを癒しの空間に
アロマバス(お風呂)を実践するならバスタブに1~3滴ほどエッセンシャルオイルを入れてよくかき混ぜて入ります。
でも暑い夏や一人暮らしの方は、シャワーだけという場合もありますね。
そんなときは、洗面器にシャワーの湯を張ったら、そこにエッセンシャルオイルを1~3滴ほど入れます。
バスルームに入る直前に用意しておけば、香りが広がりとってもリラックスできます。
バスタブに浸かるのなら洗面器のお湯はそのままバスタブに入れてください。

おすすめのエッセンシャルオイル:
・シャキッとしたい朝風呂ならローズマリーやレモングラス
・夜は安眠を促すラベンダーやゼラニウム

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●イライラする暑い朝をさわやかに
あわただしい朝に少しでも心落ち着ける香りがあると家族みんなの会話も弾みます。
コットンに3~5滴エッセンシャルオイルを落として、リビングルームや玄関に置いておくだけ。
おすすめは柑橘系の香りです。
爽やかな香りが朝にぴったり。
やる気を刺激して、元気に1日を始めましょう。

おすすめのエッセンシャルオイル:
・レモン、グレープフルーツなどの柑橘系の香り

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●夏の掃除を快適に
夏の掃除は億劫になります。
エッセンシャルオイル1滴落としたティッシュを先に吸い込んでから掃除機をかけます。
気分よくお掃除ができます。

おすすめのエッセンシャルオイル:
・抗菌に優れるユーカリやティートリー

●デオドラント効果のあるアロマスプレー
肌を清潔に保つのに、私が使っているものはアロマミニスプレー。
百円ショップで買った小さめのスプレー容器(30mlぐらい)に、グリセリンと無水エタノールを合計で小さじ1杯入れ、そこにエッセンシャルオイルを最大で5滴まで入れます。
そこに精製水(ミネラルウォーターでも可)を大さじ1杯半入れます。
携帯しておけば、外出中、お手洗いなどでデコルテ、腕、脇などにシュッとスプレーしてパッティング。
そのままハンカチで余分な水気をふき取ります。香りでリフレッシュすると同時に、肌がさらっとしますよ。
アルコールにアレルギーがある方は、無水エタノールは入れなくてもOKです。早めに使い切りましょう。

おすすめのエッセンシャルオイル:
・抗菌に優れるティートリー
・涼感のあるペパーミント
・日焼け後にいいラベンダー

アロマテラピーを楽しむときの注意点

・植物100%から採られたエッセンシャルオイル(精油)と書いてあるものを使いましょう。
・原液をそのまま肌につけたり、飲まないようにしましょう。